業界別の志望動機「ファッション」

ファッション業界の志望動機

ファッション業界へ転職の際に、志望動機はどう書いたらよいでしょうか。まず考えることは、どうしてファッション業界へ転職しようと思ったかという理由です。ファッション業界の求人に応募したことのある人に志望動機をきいてみると、多くの人が洋服が好きだからという理由をあげています。その他には、そのブランドが好き、接客が好き、自分らしく働きたいといった理由があがります。自分が志望動機を考える際は、なぜファッション業界で働きたいと思ったのかをよく考えてみましょう。そして、志望動機につながるエピソードがあれば、それを加えて書くようにしましょう。例えば、自分にあう服をみつけることができて自信がついた、お店で店員さんに親身に相談にのっていただけてうれしかった、といったエピソードが思い浮かぶかもしれません。それらを具体的に書くとよいのです。

では、採用担当者側からみると、どのような志望動機が好印象にうつるのでしょうか。採用担当者の声を例にあげてみると、「このブランドや会社が好きという気持ちが伝わってくるもの」「求人内容に基づいた動機が書いてあること」などがあげられています。会社やブランドが好きという気持ちは、採用担当者にもしっかりと伝わるものです。その商品やそのお店にいったときのエピソードがあれば、それも加えるとより具体的になります。また、入社したいという気持ちも伝わります。もし、その会社やブランドのことをあまり知らないのであれば、事前にお店にいくなどして雰囲気をつかんでおきましょう。そして、自分がなぜそこで働きたいのか、たくさんあるブランドのなかでなぜそこを選んだのかを書くようにしましょう。そうすると、その会社やそのブランドで働きたいという気持ちが伝わります。

その他にも大切なことは、気持ちを込めて志望動機を書くということです。限られたスペースのなかにしっかりと気持ちを込めることで、熱意は伝わります。面接の際には、気持ちを込めて丁寧に伝えるようにします。数ある会社やブランドのなかで、なぜそこで働きたいのか、その熱意を自分の言葉で伝えましょう。

経験がある場合とない場合

転職の場合、ファッション業界経験者か、未経験者であるかによっても志望動機の書き方は変わってきます。経験者の場合、これまでの仕事での経験やスキル、それらの経験をこれからどういかしていきたいか、そして、なぜこの会社やブランドを選んだのかといった理由を書くことが大切です。また、キャリアを積むために転職をすることをアピールしてもよいでしょう。未経験者の場合は、ファッション業界で働きたいと思った理由や、これまでの仕事で経験したことや身につけたスキルで、これからいかせると思うことを書くとよいでしょう。そのブランドの商品を愛用している人はそのエピソードを書くのも効果的です。